トーションばね

~トーションばねができるまで~


中央ばね工業株式会社では内製Φ0.1~Φ2.0程度のトーションばね加工を請け負っております。

 ※線径Φ2.0㎜以上のトーションばねや線加工は協力会社にて製作可能です♪

 

今回は中央ばね工業が得意としている【トーションばね】の加工方法をまとめてみました♪

気になる線径・形状などありましたら、下記のフォームよりお気軽にお問合せください♪

今回の加工機 MCS-15(ITAYA製作所)


スタート!!

①図面を確認

まずは図面をみて、材質・線径・コイル径・巻数・自由長・脚の長さ・自由角度を確認します。

②材料をセット

材料を線台に乗せます。

 

③マシンへ材料を通す

線台からワイヤー(材料)を伸ばし、機械画像の背面から材料を通します。

材料サイズに合わせ溝を掘ったレール(ガイド)に材料を通しマシンへ取り付けます。

 

 

④形状出し  ←ここがポイント!!!!

図面指示形状に合わせ、曲げツール・受けツール・巻きツール・カットツールを選定しマシンに取り付けます。

曲げ長さ、曲げ角度、コイル部分などプログラムで指示を出しばね成形します。

 

※曲げ加工には画像↑のような[曲げ・受けツール]を使用する方法や、画像↓[スピナツール]を使用する方法があります

※曲げRが小さいとツールやスピナが破損してしまう場合があります

※熱処理による寸法変動を考慮し、形出しを行います

 

↑スピナツール

★トーションばねは自由角度がとても大切なので、[角度チェックセンサー]は必須です!!

 

※角度センサーにはタッチセンサー・レーザーセンサー・カメラ等があり、形状に合わせて選定しています

↑タッチセンサー

⑤量産加工スタート!!

④で形状が安定したら、やっと量産製作がスタート!!

 

 

 

⑥熱処理

熱処理炉でテンパー処理をします。

 

例:SUS304WPB→350℃×2分以上

 

 

 

完成!!


いまさら聞けない⁈ ばねマニュアル はこちらをダウンロード!!


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