圧縮コイルばね

~圧縮コイルばねができるまで~


中央ばね工業株式会社では線径Φ0.2~Φ3.0のばね加工を請け負っております。※線径Φ3.0以上の線加工は協力会社で製作可能です。

今回はばねの中でも王道の【圧縮コイルばね】の加工方法をまとめてみました♪

 

気になる線径・形状などありましたら、下記のフォームよりお気軽にお問合せください♪

今回の加工機 VF712(新興工業製)


スタート!!

①図面を確認

まずは図面より材質・線径・コイル径・巻き数・自由長を確認します。

②材料をセット

材料を線台に乗せます。

 

③マシンへ材料を通す

線台からワイヤー(材料)を伸ばし、機械画像の右側から左側へ材料を通します。

材料サイズに合わせ溝を掘ったレール(ガイド)に材料を通しマシンへ取り付けます。

 

 

④形状出し  ←ここがポイント!!!!

図面指示形状に合わせ、曲げダイス・ピッチピン・カット(切断刃)・カムなど、

各部の治具を選定・製作をしマシンに取り付けます。

 

 ※マシンの押し出す力と取り付ける治具によりコイルの形状をつくります

※取り付ける治具の形や角度等で、ばね形状や寸法をコントロールします。

 

 

⑤量産加工スタート!!

④で形状が安定したら、やっと量産製作がスタート!!

検長器で長さチェックも忘れません!!

 

 

 

⑥熱処理

自社で開発した熱処理炉でテンパー処理をします。

 

例:SUS304WPB→350℃×2分以上

 

 

 

完成!!


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